Firefox4.0 と AutoCopy と CopyPlainText
【2013/01/16 追記】
2012年末頃から AutoCopy の所有者が変わって、AutoCopy は今日現在怪しい情報収集を行うアドオンになっています。
個人的には AutoCopy 1.01 に手を加え自動アップデートしないようにしたものを使い続けていた Minefield と、AutoCopy2 をインストールした 安定版 で使っていたため気がつくのが遅れました。
こちらのブログに
[AutoCopy][Fasterfox Lite]などのFirefoxアドオンが買収され現在の所有者があらゆる情報を収集している件。
比較的詳しく情報が出ています、情報ありがとうございます。
Firefox4.0 が公開されて10日ほど経過。
どこかで読んだようなブログのエントリタイトル、Firefox3.6 の時にも手を加えた記憶が。
明日、ひょっとすると数時間、あるいは一瞬のうちに陳腐化することを期待しつつメモ。
Firefox の拡張機能 AutoCopy でのメニュー背景が透けるのと日本語表示の文字化け解消など。
情報源
- Google先生『autocopy 背景 透け OR スケ OR 透明 OR すけ OR スケスケ メニュー -フォクすけ』
⇒ 2ch の該当スレ Mozilla Firefox Part138 の過去ログを適当に拾ってくる - Google先生 で .xpi の解凍方法や編集に関して諸々
解決に至る情報もとの人たちに感謝多謝!
目的
改めて目的一覧
- 透けてしまうメニューの背景を透けないようにする
- 改変したものとオリジナルとの見分けはつくようにする(アドオンの一覧で)
- 日本語表示の文字化けを回避
- 説明文の文言変更
- オフィシャルな新しいバージョンのものが出てきた時には更新がかかるようにする(バージョン情報はいじらない)
インストールのバージョンチェックはどのみち『 Add-on Compatibility Reporter 』で無視させるので放置。
手順
- AutoCopy の .xpiファイル、auto_copy-1.0.1-fx+mz+tb.xpi をダウンロード
- auto_copy-1.0.1-fx+mz+tb.xpi を適当な場所に解凍
- 解凍して現れる chrome\autocopy.jar もその場に解凍
- install.rdf で
『 <em:name>Auto Copy</em:name> 』を『 <em:name>Auto Copy mod</em:name> 』
に変更(目的☆2)
(chrome\content\autocopy\about.xul は気が向いたら) - chrome\content\autocopy\autocopyOverlay.xul で
『 <popup 』と対になる『 </popup> 』をそれぞれ『 <menupopup 』と『 </menupopup> 』とに変更
(27,35,66,83,87,99,104,116,121,133 行目の計10箇所) (目的☆1) - アドオンの一覧などでの文字化けが気になるので
chrome\locale\autocopy\ja-JP\autocopy.properties
を次の内容で UTF-8(BOMなし) にして保存(目的☆3)
autocopy.properties
(配布する訳でもないしunicodeのエスケープをしたFirefox3.6 の時のものはそのまま読めずメンテナンス性が悪かったのでUTF-8をチョイス) - 日本語が個人的に微妙に馴染まない箇所があったので
chrome\locale\autocopy\ja-JP\autocopy.dtd
を適当に編集し UTF-8(BOMなし) で保存(目的☆4)
autocopy.dtd
- .xpi に固め直す
zip 形式で autocopy.jar(必ず元のファイル名)、autocopy-1.0.1-kai.xpi(区別がつくように適当に名前を変更) に再圧縮
autocopy.jar は無圧縮で大文字小文字にも注意、autocopy-1.0.1-kai.xpi は標準レベル程度の圧縮で固め直す
雑感
今日 2011/04/03 10:57 現在 AutoCopy の 実験的なバージョン にあるのは 1.0.2 まで。
この 1.0.2 でも文字化けはともかくメニューの背景が透ける。
1.0.2 を入れてふと思いつき userChrome.css で背景を不透明にしてみた。
userChrome.css の追加部分
ポップアップ系が残念な事になった、普段使っていないコンテキストメニューは試してからようやく思い出した……
結局、文字化けも考えると jaロケールの Firefox で利用する限り拡張機能そのものに手を加えないとどうしようもない。
万が一、1.0.2 がこのまま出てくるなら 1.0.2 の時に、もう一度この手の作業のやり直し
機能追加があるとは思えないので先を見越して 1.0.2 の .xpi に手を加えるべきかもしれない。
あれやこれやと AutoCopy には手間がかかっても Copy Plain Text に関しては特に何をしなくてもそのまま利用できるのはせめてもの救い。
ほぼ同じ目的となる拡張機能の『 ClickCutter AutoCopy 』はドラッグして選択しなければならなかったのが微妙に馴染まなかった。
放っておいてもメンテンナンス、更新が早い拡張機能に乗り換えるのが得策と分かっていても踏ん切りが付かないのは悩みどころ。
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