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2010年2月 4日 (木)

GoogleChrome 消えるオプション追加されるオプション

GoogleChrome、とはいってもいつものごとく Chromium の話、5.0.317.0 Build 38091 (2010/02/04 22:06 現在)での話。

以前は使っていた起動オプション、付けては消えで出入り(?)が激しく、ぱっと思い出せるもの3つ例をあげるとすればこんなもの。

--enable-user-scripts
UserScript の有効化
標準で有効になった為不要に
--user-scripts-dir
UserScript の場所
拡張機能に取り込まれた為不要に
--show-extensions-on-top
拡張機能を上に表示させる
下での表示が無くなった為不要に

意味を成さななくなった等、GoogleChrome 側での変化で不要になった、使わなくなった起動オプション多数。徐々に減って起動オプションの記述が短くなってきたのは好ましい事。

--proxy-serverProxy Switchy! で行けるかなと思っても、現時点では GoogleChrome だけの設定ではなく IE というか Windows の設定を丸ごとというか IE を道連れに変更するタイプなので、Proxy Switchy! に移行しきれずこの起動オプションは外せない。

そんなこんなで減らしつつも追加してみると結構便利で気に入りつつある起動オプション。

--enable-udd-profiles
レンチアイコン ⇒ ユーザープロファイルの新しいウィンドウ
でユーザープロファイルを GUI から作成可能になる
別ユーザープロファイルの起動は Ctrl+M でダイアログを呼ぶか Ctrl+Shift+<数字> で直接起動
(条件付きでレンチメニューから別プロファイルのウィンドウの選択起動が可能になる★)
--restore-last-session
GUIからの設定では次
基本設定 ⇒ 起動時 ⇒ 前回開いていたページを復元する
--tab-count-to-load-on-session-restore
起動時のセッション復元「前回開いていたページを復元する」でカレントTabの裏でいくつまでTabを同時に読み込むかを指定
例)
--tab-count-to-load-on-session-restore=3
( 0 だと一度に全部読み込んで一度に復元しようとする)
(このオプション無し or GUIで設定のみ が "0" 相当らしい)
(セッション復元起動時の負荷軽減に)

★ 試した結果が妥当なものなのか不明
※ 動作確認したバージョンは Chromium 5.0.317.0 Build 38091、インストール状態はこちらに準じたもの
※ インストーラを使った通常のインストールだと事情が異なるかもしれないものの未確認

これらの起動オプションに関して少々補足のようなもの

  • --enable-udd-profiles で新規に作成されるプロファイルは、元々起動した GoogleChrome(Chromium) のプロファイルがあるディレクトリと同じ場所に作成される
    • もともとの起動が
      --user-data-dir=c:\apps\GoogleChrome\Profil
      の時「123」や「test」というプロファイルを作成した場合は
      c:\apps\GoogleChrome\User Data-123
      c:\apps\GoogleChrome\User Data-test
  • 「前回開いていたページを復元する」の状態でないとレンチアイコンのメニューからプロファイルを選択できない
    • 「ホームページを開く」や「次のページを開く」の状態ではプロファイル選択肢がメニューに現れず「<新しいプロフィール>」で新規作成しかできない
    • 「前回開いていたページを復元する」で有効にしても、起動オプション --restore-last-session で有効にしてもどちらでもいいらしい
  • 作成したプロファイルは次回起動時よりメニューに現れる、追加直後は現れない
  • --tab-count-to-load-on-session-restore=1
    では引っかかると次へ進まなくなるので 2 以上で起動時の負荷が高くなりすぎない程ほどの指定が使い勝手良さそう

セッションの復元「前回開いていたページを復元する」が有効でないとプロファイルの呼び出しがメニューからサクッと行えないのはバグなのか仕様なのか?
ショートカット「Ctrl + Shift + 1 」などで呼べる訳ではあるものの、見て選べるように --enable-udd-profiles の時には常にメニューから呼び出し可能になって欲しいところ。
と思っていたら、ショートカット Ctrl+M で切り替えダイアログを呼び出せた、でも、メニューからも欲しい。

とりあえずプロファイル新規作成&選択可能状態の図

Profil_select

オプションで Cookie、画像、JavaScript、プラグイン、ポップアップなどの指定が可能だか未実装でまだ不可能だかよく分からない端境期のような Chromium(GoogleChrome) の今の時期、ちょっと試す、比較確認用には便利そう。
なお、『プロフィール』とメニューにあるものを『プロファイル』と呼称しているのは気分。

このプロファイルの切り替え機能、探せばもっと便利な拡張機能があったりしないんだろうか、 いや、あるに違いない (23:22現在未検索につき不明……)

【2010/02/06:変更&追記】
- レイアウトがあんまりだったので表をやめた
- ショートカット Ctrl+M で呼び出し可能だと分かったので修正
- その他小変更
【2010/02/12:訂正】
- 2010/02/06 の変更で間違ってコピペしていた部分を訂正

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