GoogleChrome にてメイリオを拡張機能で何とかしてみた
言及したので補足的に。
【2010/03/19: 追記】
GoogleChrome の開発版(5.0.356.0)でも起動オプションの追加によりユーザースタイルが .css ファイルで指定可能になったのでさらなる補足
- --enable-user-stylesheet
- この起動オプションを有効にして実行すると
<user-data-dir>/<profile>/User StyleSheet/Custom.css
が生成されるので Custom.css を好みに合わせて適当に編集して UTF-8 BOM無し で保存
例1)
単純に全て メイリオ 強制 (全角文字を含むので必ず UTF-8 BOM無し で保存)
例2)
単純に全て Meiryo UI 強制 (全角文字を含まないので Shift_JIS でも一応効く)
※ @charset "Shift_JIS"; 等は効かないっぽい (dev 5.0.356.0) ので UTF-8 BOM無し で保存するのが無難
【2010/09/02: 追記】
ようやく GoogleChrome の安定版も ver.6 になり起動オプションは不要に
<user-data-dir>/<profile>/User StyleSheet/Custom.css
は特に何もしなくても生成されているはずなので Custom.css を適当に編集
GoogleChrome でメイリオの強制などフォント強制、スタイルを適用させるには拡張機能の Chrome Stylist(Google拡張機能サイト)/作者サイト が強力でお勧め。
高機能であり、サイト毎の設定や、他から設定の流用もできる。
ただ、『高機能すぎて自分では使いこなせない』のと『履歴の削除で Cookie(LocalStrage) を消すと拡張機能の設定も道連れになってしまうという GoogleChrome の構造上の罠』にめげる(動機としては後者の比重が大きい)。
という訳で、設定の消えない拡張機能を求めて参考にしたサイト
これ、ほんのさわりの部分だけで全体の十分の一も読んでいない、どれもちょっと進んだだけで理解できなくなって瞬時に挫折。
そんな挫折した中途半端な状況でも、奇跡的にでっち上げることのできた GoogleChrome へのフォント強制用マイ拡張機能の元ファイルのセット(作成用バッチファイルを含む)。
解凍して .css を適当に編集した後、バッチファイルで .crx を生成するか、GoogleChrome の GUI で、
レンチアイコン ⇒ 拡張機能 ⇒ デベロッパーモード ⇒ 拡張機能のパッケージ化 ⇒ フォルダを指定
として .crx 作成。
そのまま使うと「Comic Sans MS」が鬱陶しいはずなので、少なくともそこだけは編集する気になる人向け。
バッチファイルだとインストーラでインストールした GoogleChrome や PortableGoogleChrome の場合、閉じてないと新規に別ウィンドウが起きてしまうので
GoogleChrome の GUI から作成した方が便利かも。
インストーラでインストールせず自分で配置した環境では、イチイチ Chromium(GoogleChrome) を閉じなくても起動したまま .crx ファイルが作成できるのでバッチファイルの方が便利、バージョンの繰り上げも。
もっとも、こういうのを自分で作るよりは幾つかの条件をみたしてくれる拡張機能がある方がずっと良い。
- JavaScript で書き換えるタイプでは適用タイミングに若干のタイムラグが生じるので嫌
- 初期化してしまっても特定のプリセットのフォント(スタイル)に戻る
- プリセット状態は編集可能で初期化しても飛ばない
- プリセットと他の設定は複数あって自由にトグルできる(三つあったら、三つ全て有効、二つだけ有効、全部無効、とか)
- GUI で設定できる
最短距離に位置すると思われる Chrome Stylist に勝手に手を加えるのというのは失礼な気がするし(そもそもできないし)、プリセットが自分好みである必要性からは手を加えないとどうしようもない気がする矛盾。
ほとんど偶然の産物である『フォント強制(スタイル適用)マイ拡張機能』は拡張機能のサイトをきちんと探せば、同じ事をもっと高度に実現しているものがあるはず。
ちなみに、
- JavaScript ではなく CSS オンリーなので適用のタイムラグは見えない
- Privoxy 無しでも GoogleChrome へのフォントの強制が可能
- Privoxy で手の出せない https へもフォントが強制できる
- CSS が効く順序の関係で Privoxy での CSS が後勝ちで適用されるのは前向きに解釈
のが Privoxy や 拡張機能(JavaScriptで適用するタイプ) と比較した時のメリット?
1. は単に JavaScript が書けないだけという事実の裏返し。
.css を編集しさえすれば、メイリオの強制 だろうが Comic Sans の強制 だろうが自由、Webサイト側との強制に負けない限り。
デメリットは
- CSS 書くのはもう飽きた……
- サイト毎の設定、、、どうすれば良いのか想像もつきません……
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