他人の靴はちょっと・・・、いや、かなり・・・
去年、大雨。
相当悲惨な状態で見て回る。
今年、曇り、暑くもなく寒くもなく。
国立天文台三鷹キャンパス特別公開。
去年の台風に祟られた状況から一変して、楽に見て回れるハズ、だったのがアクシデント。
TAMA300、300mレーザー干渉計型重力波アンテナのある地下にも降りる、土足ではいる場所ではなくスリッパに履き替え。
地下のアンテナ設備の一部、奥まで300m、空調どうなってるんだろう聞き忘れた。
気持ちは分かるが、この地下には自転車が置いてある、歩けよ 300m (笑)
で、一回りして戻ってくると靴がない。
聞けば『靴がない』と探していた輩がいたらしく『たぶんコレが私の、きっとコレが私の』(一部脚色)で帰った人がいたらしい。
靴がニューバランス、ということで履いて帰ったらしいけど同じ型の靴でも履けば、自分のじゃない、ってわかるだろう。
どう考えても、他人の靴と分かって帰宅した、ということになる。
流れ的に
- Aさんが靴を間違えて帰る
- Bさんが自分の靴が無い事に気づいて、申告して探すもみつからず
- 「違和感あるけど、このニューバランスは自分の」(一部脚色)と言って靴を履いて帰る
- 靴がない、ニューバランスの靴がない、と私が申告
- そういえば、靴が~、という人がいました、という話
- 本日不在の方の靴を一時的に借りて天文台をいろいろ見学
- Bさん(Aさん?)に対して放送で呼びかけるも現れず
- 購買にはサンダル、ツッカケの類もなく、周囲に靴売っていそうなところも無いらしい
- しかたなく、Aさんが残したと思われる靴、施設公開終了後まで残った靴、を履いて帰宅
スリッパは強度がイマイチとしても、便所サンダルみたいなのでも良かった、というかその方が割り切れて良かった気がする。
知らない人の靴を履くのはやっぱ、あんまり気持ちが良いものではなく・・・。
後で天文台に届ければ良いからとりあえず他人の靴でもとっとと帰ろう、と思ったのは二重の意味で失敗。
で、帰りに靴を買う。
- 失った靴
- ニューバランス MW625 ブラック/グレー
- 代わりに履いて帰った靴
- ブリヂストンのランニング? ウォーキング? シューズ。
ソールの傾斜が強制的に歩かせるような感じで忙しない靴。幅も狭めで結構キツイ。
型番など不明、というか何もかいてない。
- 今日買った靴
- ニューバランス MW625 カーキ
色違いを買ってみた。
月曜日にでも電話で天文台に連絡すればいいやと考えて帰宅したものの、しばらくして天文台から電話。
着払いで良いらしい。
散歩がてら、もう一度行こうかとも思っていたけれど、とりあえずその提案に乗る事にして送り先確認。
その後、別の方からもう一度電話を受ける at 21:50、21:00 にも着信履歴があった事に通話終了後気がつく。
「(Aさんの靴を)取りに伺います」
という勢い。
「自転車でも15分かからないですねぇ、じゃ今からお願いします」 (at 22:00)
という事を言ってみようかと一瞬頭をよぎるも流石にそんな事を口走ることもなく、そのまま送ることに。
横着せずに手続きを決めて帰ればよかった。
【追記:2008/11/06】
「 特別公開時の落し物について 」
ここに掲示されているけれど戻ってくる可能性は低いだろうなぁ。
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