{ramdiskoptions} の罠???
軽くハマッたのでメモ。
Vista SP1 版というか Windows Server 2008 版の WindowsAIK での罠。
ものは Windows Vista SP1 および Windows Server 2008 用の自動インストール キット (AIK) から入手
マニュアル中に AIK1.1、WindowsPE 2.1 との記述がごく一部に散見されるのでこの更新版をそれぞれ WAIK1.1、WinPE2.1 と呼称し、旧版を WAIK1.0、WinPE2.0 と呼称。
bcdストアを編集して複数のwimイメージをマルチブートさせていた所、罠に落ちる。
なぜかこうなる、メニューの項目が同じになってしまう、ここでは全て『Ramdisk options』。
{ramdiskoptions} のエントリは存在すると全部その description に引きずられてしまう様子。
WAIK1.1 のヘルプや bcdedit のコマンドラインヘルプを眺めたものの、記述の方法が変わったとも何なのかわからず???
当面の回避策をトライ&エラーで模索した結果
- ルートに存在する bootmgr を WAIK1.0 (WinPE2.0) のもの(2006/11/02 01:53 438,840 bytes)に差し替え
PXEブートの場合も同様にやはり bootmgr.exe を WAIK1.0 (WinPE2.0) のもの(2006/11/02 18:51 417,896 bytes)に差し替え - WAIK1.1 オリジナルのBCDストアの Windows Setup な {default} エントリをコピーして編集しなおし
- {ramdiskoptions} エントリを普通に作成した後、description のみ削除する
>bcdedit /store bcdストア /deletevalue {ramdiskoptions} description
WinPE2.0、WinPE2.1 への依存というより bootmgr(bootmgr.exe) への依存が大きい模様。
とりあえず上記のどれかの方法で期待値の状態、WinPE2.0 の時の状態、に。
1. はWAIK1.0から離れられないのとなんとなく気持ちが悪く、2. は一度やったら次はやりたくないので、個人的には 3. を採用。
【2008/02/23:追記】
BCDストア編集作業を多少楽にするバッチファイル微修正版
ググっても類例、解決方法、バグとも情報そのものに到らず。。。
何か読み落としているだけな気がしつつも
{ramdiskoptions} に対しての正式な対応方法、ご存じのかた是非とも教えてくださいませ。
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