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2006年11月 8日 (水)

imagexで引越し

ついに消えた。
ひんやり夏みかんゼリーをゲットする為には、わざわざ2フロア上の自動販売機まで遠征しなければならない。
売り切れどころの話ではなく悲しい由々しき事態。

さて、WinPE2.0 の実際の利用、というより、imagex.exe の利用。
以前WinPE2.0 のブータブルCD/USBメモリ を作ったので、とりあえず使ってみるのも目的の一つ。
ヘルプには imagex.exe による利用方法のサンプルがあるのでそれを横目で眺めつつHDD交換とCドライブの引越し。

HDD交換前の状態は以下

状態を改めて整理すると、GAG を使ってそれぞれの基本区画を切り替え、Data1以降は拡張区画。 XP x86版、Windows2003 Server 評価版、Vista RC を切り替えて互いに干渉しないように。Vistaの入ってるポジションは基本的に実験区画。入れたり消したりが頻繁な場所。 Windows2003 Server の入っている所も実験区画。
Linux も遊びで入れるだけなので、消して失ってはいけないのは XP の入っている区画とData1だけ。

交換後は次

XP x64 を先頭にして、次に x86、test と基本区画の順序変え。拡張区画はもうData1 を広めにして Linux 関連縮小、今であれば VirtualPC 等で代用できるので無くても良いぐらい、でも作り直すタイミングを作るのが難しいので一応残す。PartitionMagic や GParted 等使えばいつでもできるという話はあっても、その気になるかならないかの方が大きな問題。

WinPE2.0 と imagex の出番は、交換前の XP 32bit のバックアップを録り、交換後のHDDに展開に。
XP 32bit の順序を後ろに持ってきたので、boot.ini の書き換えが必要。
お手軽に WinPE2.0 上から boot.ini の書き換えをしようかと思ったものの、キャプチャしたイメージ内のファイル書き換えの方がそれっぽい気がしたので、今回は WinPE2.0 からの直の書き換えは取りやめ。

XP 32bit 版の区画へ対しては

  1. imagex でのキャプチャ (バックアップ作成)
  2. キャプチャしたイメージファイルをマウントして boot.ini の書き換え
    -> boot.ini の編集で区画移動のつじつま合わせ
  3. 元のパーティションサイズより小さなパーティションへの復元

を行う。

実際の流れ

imagex でのキャプチャ (バックアップ作成)

  1. WinPE2.0 で起動
  2. imagex で C ドライブをキャプチャ、 Gドライブの hdd-img にイメージ snapshot.wim を置く
    >imagex /capture c: g:\hdd-img\snapshot.wim "snapshot"
    上を1行で。
    • 所要時間は 10分程度
    • 2GB のメモリ搭載で、ページファイル無し/ハイバネーションファイル有り、で 7.2GB のCドライブが 2.8GB のsnapshot.wim に
    • /COMPRESS maximum
      これにしても時間がかかるだけであまり小さくならないし、保管用途でもないのでオプションは付けずにそのまま
    • /VERIFY
      この程度の事はした方が良いのかもしれない……

イメージファイル内の boot.ini を編集

  1. 普通に起動
  2. WAIK インストール先
    C:\Program Files\Windows AIK\Tools\x86

    wimfltr.inf
    を 右クリック-> インストール
  3. イメージをマウントするディレクトリ g:\tmp\hddimg を作成
  4. 読み書き可能状態で g:\tmp\hddimg にマウント
    >imagex /mountrw g:\hdd-img\snapshot.wim 1 g:\tmp\hddimg
    上を1行で
  5. 目的の boot.ini である d:\tmp\hddimg\boot.ini を編集
    今回は
    partition(1)
    の部分を
    partition(2)
    に変更して保存
  6. マウントしたイメージファイルに変更を反映させる為に
    >imagex /unmount /commit g:\tmp\hdimg
    上を1行で

元のパーティションサイズより小さなパーティションへの復元

  1. 交換用のHDDを取り付け
  2. 計画通りにパーティションを作成
    どの程度の効能があるかは別にして
    1. パーティションエディタでザクザク適当にパーティションを作成
    2. この作業の流れで関係のない パーティション1,3を非表示設定に
    3. XP のインストールCDで起動して、パーティション2 を一度削除して作りなおし
    4. パーティション2 がアクティブな事を確認
    のいつものオマジナイの手順で。
  3. WinPE2.0 で起動
  4. 一応 Cドライブ をフォーマット
  5. キャプチャしたイメージを復元
    >imagex /apply g:\hdd-img\snapshot.wim 1 c:\
    上を1行で。
    • 所要時間は 6分程度
    • /VERIFY
      復元時もこの程度の事はした方が良いのかもしれない……
  6. 復元が完了したら起動を確認
  7. ドライブレターの確認とドライブレターの再割り当て
  8. 仕上げに GAG をインストール

のようなぐあいで、実のところ最も時間がかかったのは、HDD の付け替え。ケーブルの取り回しをアレコレしていたら無駄に時間を費やしてしまった。

そして、今度は パーティション1 に XP x64 をインストール……

【追記:2007/11/28】

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コメント

「何○の屋」の2006年10月17日(火曜)の「WinPE2.0」の
ページで、お世話になったmikisky40です。
質問は、「PCJapan」さんにしなければいけないのですが、「PCJapan」さんは、受け付けるだけで、
返事が返ってきません。
そこで、調べていましたら、「何○の屋」の2006年11月 8日 (水)の「imagexで引越し」のページの中で、
imagex でのキャプチャ (バックアップ作成)
1.WinPE2.0 で起動
2.imagex で C ドライブをキャプチャ、 Gドライブの hdd-img にイメージ snapshot.wim を置く
>imagex /capture c: g:\hdd-img\snapshot.wim "snapshot"
を見つけました。全く同じコマンドでしたので、このページに投稿してしまいました。

「何○の屋」の2006年10月17日(火曜)の「WinPE2.0」の
ページで教えて頂き、自分で作ったCDで、パソコンが起動したので感激して、
次は、WindowsXPのバックアップに挑戦しました。

「PCJapan(2007年4月号)」の38頁に「システムをバックアップする場合は、
WindowsPE 2.0からImageXを実行する必要がある。」とあり、
その作成手順が30頁にあるので、早速CDを作成した。その手順は、次の通りです。

1.「 Windows PE Tools Command Prompt 」を実行。
2.>copype.cmd x86 c:\winpe   を実行。
3.>imagex /mountrw c:\winpe\ISO\sources\boot.wim 1 c:\winpe\mount   を実行。
4.ここで、30頁に「imagex.exe」コマンドラインツールは、必ず追加しておいてほしい。」とあり、
手順は、インストールした「\Windows AIK\Tools\x86」フォルダ内の「imagex.exe」ファイルを
「c:\winpe\mount\Windows\system32」フォルダにコピーする。
5.4.項を実行後、変更をWIMファイルに摘要して、マウントの解除をする。
>imagex /unmount /commit c:\winpe\mount   を実行。
6.ISOイメージファイルを作成する。
>oscdimg -n -bc:\winpe\etfsboot.com c:\winpe\ISO c:\winpe\winPE.iso   を実行。
7.winPe.isoファイルをCD-Rに書き込む。

8.作成したCD-Rで、パソコンを起動する。
9.下記プロンプト画面が表示される。
管理者:X:\windows\system32\cmd.exe
x:\windows\syste32>
10.ここで、次のコマンドを入力して、enterキーを押した。
>imagex /capture c: e:\backup\windowsXP.wim "2007-05-02"

11.すると次のエラーがでる。
ImageX Tool for Windows
Copyright(c) Microsoft Corp. 1981-2005, All rights reserved.
Files/folder excluded from image capture by default:
\WINDOWS\CSC
\RECYCLER
\System Volume Information
\pagefile.sys
\hiberfile.sys
\$ntfs.log

Progress: 0%

Error opening file [e:\backup\windowsXP.wim]

X:\windows\system32>


手順通りCD-Rを作成したが、下記のエラーが出た。
Error opening file [e:\backup\windowsXP.wim]

10.項を実行する前に、 [e:\backup\windowsXP.wim]をマウントしなければならないのか?
また、「imagex.exe」コマンドラインツールを追加する際、何か手順が不足しているのでしょうか?
現在、このエラーが出て、先に進むことが出来ません。
よろしくお願いします。

投稿: mikisky40 | 2007年5月 4日 (金) 13時31分

> Error opening file [e:\backup\windowsXP.wim]

のエラーを頼りにすれば文字通り、e:\backup\windowsXP.wim が
開けなかったという事なので

1. 保存場所にしようとしたドライブ E: には書き込めない、
  E: はCDやカードリーダー等
2. e:\backup が無い
3. windowsXP.wim に読み取り専用属性が付いている等、
  書き込みできない既存のファイルがある

などが思いつきますがこれらの点は如何でしょうか。
特に、WinPE から起動した時には通常の Windows を起動した時と
ドライブレターのアサインが異なる事が往々にしてあります。
WinPE では起動した後、ドライブの確認をするのが無難です。


最後に、
ココは「何○の屋」でなくて「な○の屋」です。。。

投稿: な○の | 2007年5月 4日 (金) 19時51分

「な○の屋」さん、名前を間違えて失礼しました。
アドバイス有難うございます。もう一つ教えてください。

>WinPE では起動した後、ドライブの確認をするのが無難です。

とありますが、ドライブの確認の仕方を教えてください。
よろしくお願いします。

投稿: mikisky40 | 2007年5月 5日 (土) 08時28分

ドライブの確認はプロンプトで

dir e:

などとして内容を見ると早いです。

ちょっと手間になりますが、視覚的な分かりやすさやで言えば
メモ帳(notepad.exe)を実行して「ファイルを開く」等で
たどる方が分かりやすいと思います。

何で確認するかは好みなので手に馴染む方でどうぞお試しを。

投稿: な○の | 2007年5月 5日 (土) 17時30分

な○の屋さん。
ドライブの確認方法を教えて頂きありがとうございました。
メモ帳(notepad.exe)を実行して「ファイルを開く」この方法は、結果が分かり易く表示されるので、良く分かりました。
お陰さまで自分で作ったCD-Rで、システム(C:)をバックアップすることができました。
このWindowsPE 2.0はすばらしいツールですね。このツールの作成方法を忘れないようにするために、
「私のような初心者向けの手順」をまとめてホームページに登録しました。お暇なときに覗いてください。
URLは、http://mikisky40.run.buttobi.net/
で、「やさしい講座の第27回」です。
いろいろと教えて頂き、自分が作ったCDを、やっと使えることができました。ほんとうに有難うございました。
また、何かがありましたときは、よろしくお願い致します。

投稿: mikisky40 | 2007年5月 6日 (日) 16時21分

うまくいったようで何よりです。
ホームページ拝見させていただきました。
メモでなく人に読ませる事を主体に据えた造りに脱帽です、
それにひきかえ私の方は...。

それでは。

投稿: な○の | 2007年5月 8日 (火) 00時20分

imagex /mountrwで泣かされています><

実際のやった事を以下に記します。
mkdir d:\tmp\m
imagex /capture d:\work d:\tmp\work.wim "2008-07-28"
imagex /mountrw d:\tmp\work.wim 1 d:\tmp\m      →①
①を実行すると次のエラーが出ます。
----------------------------------------------------
ImageX Tool for Windows
Copyright (C) Microsoft Corp. 1981-2005. All rights reserved.


Mounting (RW): [D:\tmp\work.wim, 1] ->
[D:\tmp\m]

Error mounting image (RW):
Mount Error: GLE = -2145452012
--------------------------------------------------------------
これって何なのでしょうか?mountrwのみではなくmountも同じエラーです。
しかも、何度やっても同じ様にエラーが出るなら半分諦めは付きますが、たまーに、成功する時があります。
なんか納得が行きません。。。。
Googleで検索してもこれといった回答は無く、AIKをアンインストール・インストールしても同じ結果になります。
OS再インストールは避けたいです。。。
どうしてこの様なエラーが出るのか、原因は何か判る方がいれば、ご教示お願います。

投稿: うまく行かない | 2008年7月29日 (火) 09時46分

私はそのエラーを目にしたことがなく、そもそも、そのエラーが何を意味するのか分かりません、お役に立てずすみません。

一般的な事しか言えませんが問題を切り分けてゆくなら
- メッセージからは imagex.exe が古いように見えるので新しいWAIKのもので確認する
- 問題となるPCで作成したwimファイルを他のPCで試す
- WAIKに含まれるwimファイル winpe.wim やVistaインストールDVDのinstall.wim等で試す

あとは、時々成功するのであれば常駐ソフトの類が真っ先に疑われますがその辺りの確認はいかがでしょうか。
ぱっと思いつくものを並べただけなので、既にお試しでしたらご容赦ください。

他のPCでうまくいくなら作業はそちらで済ませて深追いしないのも一つの手だと考えますが、ここのような過疎地ではなく人の集まる場所で質問を投げる方が回答を得やすいと思います。

投稿: な○の | 2008年7月30日 (水) 02時28分

な○のさん、回答ありがとうございます。

① メッセージからは imagex.exe が古いように見えるので新しいWAIKのもので確認する
② 問題となるPCで作成したwimファイルを他のPCで試す
③WAIKに含まれるwimファイル winpe.wim やVistaインストールDVDのinstall.wim等で試す

①ですが、何を見てimagex.exeが古いと判断されたのでしょうか?(素人質問で恐縮です。。)
②は未だやってないので、早速試してみます。

大手サイト(OK○○ve等)にも投げましたが、回答が全然無かったので、HDD装換時にお世話になったな○のさんのこのページに書けば何か手がかりがあると思い投稿させて頂いた次第です。

今日はmountrwがうまくいっています。。。トホホ

投稿: うまく行かない | 2008年7月30日 (水) 08時51分

imagex.exe が古いと判断したのは
>Copyright (C) Microsoft Corp. 1981-2005. All rights reserved.
のメッセージ部分です。2008年2月頭ごろに公開され始めた
『Windows Vista SP1 および Windows Server 2008 用の自動インストール キット (AIK)』
ではこの部分のメッセージが異っています。
wim file system filter ドライバの wimfltr.sys も新しくなっているようなので、ドライバの更新も併せて行えば何か違いが出るかもしれません。

大手サイトは今だと削除済みのキャッシュでなら見えるあの質問でしょうか。
必ず解決するとは限りませんが Microsoft の TechNetフォーラム 等であれば読んでくれる人がそれなりにいると思います。
実のところ自身で利用したことが無い場(TechNetフォーラム)を人様に勧めるのもアレですが、このエントリは過去の平均からすると多くても1日10人(10回)程度しか開きませんしコメントまで読む人は推して知るべしといった具合ですので。。。

投稿: な○の | 2008年7月30日 (水) 21時50分

返信が遅れてすみません。Zs.
>Copyright (C) Microsoft Corp. 1981-2005. All rights reserved.
>のメッセージ部分です。2008年2月頭ごろに公開され始めた
>『Windows Vista SP1 および Windows Server 2008 用の自動インストール キット (AIK)』
>ではこの部分のメッセージが異っています。
>wim file system filter ドライバの wimfltr.sys も新しくなっているようなので、ドライバの更新も併せて行えば何か違いが出るかもしれません。

書き忘れましたが、使用している(mountした時にエラーが出ている環境)環境は、WindowsXP Pro SP2です。
「Windows Vista SP1 および Windows Server 2008 用の自動インストール キット (AIK)」はVistaかServer2008専用では?
と思いましたが、必要システムを見ると、「KB926044 を適用した Windows XP Service Pack 2」と記載がありました。
でも、小職の環境では、KB926044が適用されていない事が判明!!色々と検索してようやくKB926044がダウンロード
出来そうなので、まず、これを適用してimagex /mountをやってみて、NGであれば、上記のAIKをインストールしてみます。
結果を後ほど報告させて頂きます。


投稿: うまく行かない | 2008年8月 5日 (火) 10時38分

結果を報告します。 NGでした。><
『Windows Vista SP1 および Windows Server 2008 用の自動インストール キット (AIK)』では、
WindowsXP SP2の場合、KB926044がインストールされていなければならない為、結構頑張って探し出し、
インストールしました。その後、上記AIKをインストールし、①imagex /capture ②imagex /mount
しましたが、結果は同様に、
ImageX Tool for Windows
Copyright (C) Microsoft Corp. All rights reserved.


Mounting: [D:\work\batch.wim, 1] ->
[D:\work\m]

Error mounting image:
Mount Error: GLE = -2145452012

でした。。。。迷宮入りです><

な○のさん、色々とありがとう御座いました。


投稿: うまく行かない | 2008年8月 6日 (水) 11時58分

手元で少し追加で試してみました。

XP SP2 をクリーンインストールした環境で KB914882 を適用した状態と適用しない状態で
WAIK に含まれる winpe.wim 、自分でキャプチャした wimファイルをいくつか、Vistaの
install.wim をマウントのテストをしてみましたが、すべて特にエラー無くマウントされました。
マニュアルには KB914882 必須のような書き方でしたが、意外にも私の環境ではエラー無く
マウント出来てしまいました。
万が一この KB914882 が正しく当たってない場合か? と考えましたが
必ずしもそうでは無いようです。

投稿: な○の | 2008年8月 8日 (金) 01時10分

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