宿題の絵
8月31日
最近、最近と言うにはかなり前のスターウォーズ待ちをしている時、当日待ち時間対策用に大人買いした某漫画を読んで時間を潰していた時に8月31日を思い出したことがあった。
夏休み最後~の日、宿題の山場の日。
それは、とっぷり日が暮れた時間帯。
残されたのは絵の宿題。
読書感想画か何かを描かなければならない。
当時は子供なので『本を読まずに感想画を描く』事で済ませる事ができない……。
そこら辺にあるモノを描けば良かった気がするがそれを選んでいなかったのは課題が読書感想画か風景画だったからか?
記憶で描ける絵は限られる。
時間は無い。
そんな訳で
『窓から見える昼間の風景』
が真夜中に完成。
何枚も何枚も同じ風景を窓越しに切り取って描く痛みを伴うシチュエーション。ハチミツとクローバー 2巻、某場面に差し掛かった時にこの夏休み宿題の絵を唐突に思い出す。
夏休みの宿題の絵なので例外なくしばらく飾られるわけで、何も考えずに描いた1枚の絵を一人ぐらいはひょとしてそう感じ取った人がいるかもしれないと思うとストーリーとは別になんだか妙に可笑しくなった。宿題の絵でそんな事考える人がいるはず無いと思うと突飛な連想をした事がまた可笑しい。
可笑しくなった自分が可笑しいのと、今後、この漫画、この場面を読むときにきっと夏休みの宿題を思い浮かべてしまって、妙な偏見で純粋にストーリーだけを追っかけて読めなくなってしまったのが申し訳ないやら悲しいやら……。
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